一昨日、昨日の土日と天気に恵まれず雨でしたねー。特にツールド下関を走られた方は大変ではなかったのでしょうか?

で、雨の中走った後、どうされていますか?

まー人間はお風呂 服は洗濯となっているでしょうけど。(洗濯は早めの方が汚れが落ちます。あと、案外忘れがちなのがレーサーシューズ。大昔、濡れたままの靴を下駄箱に入れてほっておいたら黒い靴が緑色になっていました。今の靴は合成皮革とかが多いので大丈夫でしょうけど、あの当時はソールまで革でしたので本当に一面カビだらけでした。)

で、自転車です。どうしましょう?

雨の中、長時間乗られたのなら、まず間違いなく水がフレーム内に侵入しています。時々あるのですが、ボトムブラケットを抜くと水がジャー。それも床にそれなりに大きい水たまりができるほどです。解決策はシートポストを抜いて自転車をグルグル回す。ある程度出きったところで、逆さにしたままシートポストを抜いたままで放置。あと、最近のカーボンフレームではシートチューブとボトムブラケットの間に穴が開いいなかったり、ボトムブラケットの部分が2重の構造になっていて水が抜け無くなっていたりします。こういうフレームではボトムブラケット裏のワイヤーリードの固定ボルトを外してやるのが効果的です。

まー最近のボトムブラケットは防水がとても良くなって水が溜まったままほっておいても案外大丈夫なんですが、全然気にされず大丈夫でないのがヘッド小物です。最近はフレーム内にベアリングが入って特に下側のベアリングが入っているところに水が溜まってくださいと言わんばかりの構造になっています。でここのベアリングに開放式(シールが付いていないので水がすぐ入る)のベアリングを使っているケースが多いので、雨の中走ったまま1か月ぐらいほっておいたらハンドルが回らなくなったとか多いです。対策としてばらして水分拭き取りが一番ですが、先程書きましたシートポスト抜いてグルグルでもかなりの効果があります。

あとはワイヤーのアウターの中に入った水。これが案外厄介です。最近の様にフレームにワイヤー内臓されると、昔の様にアウターカップからワイヤーを外してアウターをずらして注油などという作業ができないので、最初に組み付けられた時、水が入らない工夫や入っても錆びない工夫をされて無いときついですね。まーやってあっても中に水が溜まって錆びる時は錆びますが。

外から見える部分に関しては通常の洗車と同じです。オイルを付けるところだけは良く注意して。最近の自転車はチェーン以外の摺動部はグリスが封入されておりオイルを注す必要があるのは、分解できない箇所のグリスが流れてしまった場合などになります。

前に書いた洗車の記事も有りますので重複するところもありますがご参考までに。

長々と書いてしまいましたがここからは宣伝。洗車承っております。3.240円税込 内容はこちらです。フレーム内の水抜きは+1080円 この際という方はオーバーホールも承っております。内容はこちら 必要な部分だけを指定してのオーバーホールもOKです。実際に自転車を見せて頂いてご相談で内容を決めさせて頂ければと思います。もちろん他店購入の自転車でも承り致します。納期は洗車で2日~オーバーホールはご相談とさせてください。(通常3~1週間程度)代車も有ります。(といっても自転車ですが、480mmのフラットバーロード こちらは確認の上ご来店下さい。)