先日の定休日 涼しいうちにと八代方面へ。好きな鬼石峠を越えた後、久々ぶりに堀切峠を越えてみるかと。この峠道、近くに国道が通ったのでもう何年も前に役目を終えてるんですが、何年か前に通った時はまだ普通に通れてました。が、峠の北側はまだしも南側は廃道状態に。全面舗装はしてあるのですが、雨で土が流れ草が生えアスファルトの路面は見えず。で、水の流れた跡10cmぐらいをトレースして下っていたら段差が、その段差を降りたところには尖った採石が!あこりゃ!いったな!と思ったときにはバッサリと。とりあえず、路面はぐちょぐちょなので、歩いて乾いた路面の所まで。
で、どれぐらいのサイドカットかな?とタイヤを見ると。上の写真。丸太切りですやん!

さて、どうするかなと。思いついたのは
1.タイヤブートを張ってみる。
2.糸と針で縫う。昔だったらチューブラータイヤのパンク修理用に針と糸を持っていたのだが・・・。
3.道端の草をチューブの代わりに入れる。

まーとりあえずタイヤブート張ってみます。幸運にも2枚持ってました。

裏から見ると、これだけ切れていました。3分の一はつながってますね。これにタイヤブートを張ります。少しでも粘着力を有効に生かせるように横向きに。(どっちが縦でどっちが横かわかりませんが。)

貼りました。雑ですね。右側はあえてビートを巻き込むようにしてみました。

空気を入れてみました。推定2気圧ぐらいで口が開いてきます。
空気圧を落とします。きっと1気圧未満。上の写真の状態から止まりました。
ゆっくりゆっくり走ります。空気圧が少ないので、前輪荷重にするとリムが地面に当たった手ごたえがします。段差でもゴツゴツきますが、とりあえず走れそうです。家まで約15kmほぼ下りです。
後輪荷重になるように 前ブレーキも使わないようにして 何とか家まで帰りつきました。

帰り着いた時の写真。今更ながらえぐい状態ですね。

今回は、ある意味楽にトラブル収拾できました。ここに残したのは、ここを読んだ方が、同じようなトラブルにあった時に対応できるように忘備録です。

尚、このタイヤがどこのだとか、詮索はしないでくださいね。きっとどこのタイヤだろうと、同じように切れていたと思います。タイヤメーカーさんに何も責任はありません。写真の無断転用も厳禁です。ご理解お願いいたします。