昨年4月にご注文を頂いてから、かなりお待ち頂きました。先月フレームが入荷してきてやっと完成いたしました。

フレームは東叡社 ランドナーやスポルティーフといったフランスタイプのツーリング車を得意とされる工房ですが、ロードレーサー(あえてロードレーサーと書かせて頂きます。)もシュッとしてきれいなフレームを作って下さいます。

TOEI スタンダードロード 東叡社

今回のフレームはスタンダードロードです。スタンダードロードはラグやフォーククラウン エンドなどは指定できませんが、スケルトンや後付けの工作などは割と臨機応変に対応して頂けるリーズナブルなモデルです。もちろん塗装色も好きな色に塗って頂けます。
このフレーム ホリゾンタルに見えますが、実は10mm前上がりに作ってあります。1インチのアヘッド仕様(アヘッド実はやって頂けます。)なので、ホリゾンタルで作るとコラムスペーサーてんこ盛りになってしまいますので、よほど注意してみないとわからない疑似ホリゾンタル仕様なんです。
後は、普通の仕様です。この仕様で203,500円ぐらいです。

これを組んでいきますとこうなります。

TOEI スタンダードロード 完成 東叡社

シルバーパーツはハンドルとサドル周りぐらいに抑えて、基本今でも手に入るパーツばかりです。
今回は駆動系とホイールなど前の自転車からの部品が多かったため、かなりお安めに作ることができました。

TOEI スタンダードロード ヘッドバッチ

東叡社のヘッドバッジとダウンチューブのデカールは白黒緑の3種類から選択可能です。

東叡社 ロードレーサー

今風のロードバイクとは雰囲気が全然違いますが、この細身の美しさも悪くないと思っています。
実際の走りは、レースに使うか?と言われたら使わないかと思いますが、一定のスピードを長く維持するような走り方だと、こっちの方が楽で良いですね。持てば重いですが、走って重さは感じないと思います。特にホイールをそれなりの物にしておけば、理解して頂けると思います。

あえてスチールのオーダーフレーム 今更と思われるかと思いますが、一度乗ってみてください。特に2台目以降の方で自分の自転車との付き合い方で、こんな走り方が好きとかの方向性が決まってきた方。当店が仲介役となってビルダーさんにお客様の思いを届けます。今までと違った自転車の世界が開けてくるかもしれません。
当店では このTOEI(東叡社)のほかに、YANAGI(柳サイクル) CORNER(寒川ガレージ) Shin(服部製作所)Hiko(しまなみ自転車工房)などのお取り扱いがあります。TOEIやYNAGIは店主のオーダーした自転車がありますので、見て頂くこともできます。サイズが合えば試乗も可です。御相談はいつでも大丈夫です。(1人でやっておりますので、先にお客様がいらっしゃる場合は目って頂くこともあります。)ご相談お待ちしております。