ウィリエールのガスタリデッロが入荷しました。すっきりしたデザインのスチールフレームです。

 画像クリックで拡大されます。

スチールフレームって重い!ってよく言われますが、確かにカーボンフレームに比べたらだいたい600~1,000gは重いですね。でも最近はやりのカーボンディスクブレーキロード 同じウィリエールのGT-R Disk  105コンポセットでカタログ重量8.9kg このガスタリデッロが9.1kg 200gしか違いません。当店は割とスチールフレームを組むことが多いのですが、最近のモダンロードの薄肉大径パイプに軽いカーボンフォークのフレームだとそんなに重くなくて、ちょっと良いパーツで組むと7kg台の物も珍しくありません。(ちなみに店に置いてあります私のスチールロード ゾンダのホイールでペダル付きで8.0kgちょうどなので、軽いホイールを付ければ7kg台ですね。まー7kg台にするにはそれなりにお金がかかりますが。)
で、実は走りに影響が出るほど重くないスチールロード 走ったら重い?これはある意味当たりである意味ハズレなんですね。レースなどでの急な加減速を求める用途には、どうしてもフレームの剛性が足りないスチールフレームだと 目いっぱい踏んだ時の力がフレームがたわむことによって逃げてしまうのですよね。だからレースではカーボンフレームが使われるんです。もちろん軽い 剛性をいろいろコントロールできるとか利点がたくさんあるんですけどね。で、スチールフレーム 良い所ないじゃん!そうですねレースですと。でも、それだけではないんです。踏んでたわんだフレームはもとの形に戻ろうとします。という事は、瞬間のパワーでは損するけど、全体では損してないんです。一定ペースで踏むと、このフレームのよじれが足にかかる急激なトルク変動を和らげてくれて、楽に走れるんです。という事は、ロングライドなど一定のペースで長い距離を走るには向いているんです。

という事で、スチールフレームいかがですか?
ここからやっとガスタリデッロの紹介です。

このフレーム パイプはイタリアはコロンバス社のクロモールというパイプを使っています。アルミやカーボンのフレームが出る前の1990年代まで、もちろん国産の丹下とか石渡とかのパイプがありましたが、ヨーロッパのプロが使っているのはみんなコロンバス!もう憧れました。で、パイプ同氏の接合はインターナルウェルディング 読んで名の通り内側からの溶接です。この溶接方法は珍しいですね。内側からの溶接なので、外側に溶接の盛り上がりがほとんどなくて細身のパイプの個性をより強調しています。
フォークはコラムまでカーボン 軽量化に貢献しています。

で、お値段ですが フレームフレームとフォークで176,000円税込み。フレーム販売なので、お好みのコンポで組むことが可能です。参考までに105のコンポでちょっとだけ上質なタイヤを入れて30万円税込みぐらいでしょうか?105にはシルバーのコンポも用意されていますので、それで組むのもおしゃれですね。
もっとおしゃれにという方には、カンパニョーロ仕様という手もございます。ヘッド小物やシートクランプなどもシルバーに交換して色を合わせるとかもいかもしれません。ホイールもシルバーのリムやハブで組むこともできます。いろいろご相談頂けましたらと思います。

とりあえず一度現物を見て頂けましたらと思います。御来店お待ちしております。