ARGON18の取り扱いを始めました。

アルゴン18って知っておられますか?最近で言えば東京オリンピックのトラック種目で大活躍!イタリアブルーのピナレロや異様な形のロータスと張り合って一番選ばれていた様にみえたのがアルゴン18のトラックレーサーであるエレクトロンプロTKOでしたね。チームパシュートで世界記録を出したデンマークチームが乗っていたのもアルゴン18なのです。
ロードレースで言えば、ウィリエールに乗る前のアスタナがアルゴン18でした。で今年はUCIプロチームのチームノボノルディスクとの契約が結ばれたようです。

で、アルゴン18ってどうなのっていう話になると思うのですが、創業者のリューさんが比較的小柄であったので、体形の異なるライダーがそれぞれのポテンシャルをフルに発揮できるように開発してあるのが特徴で、特にスモールサイズの寸法が良く考えられています。特にXXSというシートチューブ寸法が420mmの身長が155cm前後の方が乗るであろうフレームなんですが、トップチューブ長が500mmをきっています。これはどういうことかって言うと、ハンドルの位置を近くできるっていう事なんです。
また3Dヘッドチューブっていうのも特徴で、ヘッドチューブのアッパーにスペーサーを圧入することで、疑似的にヘッドチューブ長さを変えることが出来、ハンドル位置の可変域を通常フレームに比べて広げることが出来ます。

今回初入荷のアルゴン18はエンデュランスモデルであるクリプトンCSです。

運動性能を犠牲にすることなく高い快適性を併せ持つフレームです。長い距離をいかに快適に走るかに特化したモデルです。上位モデルのクリプトンプロはあの石畳で有名なパリ―ルーベというレースでアスタナチームによって実践投入されています。

タイヤは35mm幅まで許容されます。ツーリング用途で28C~32Cぐらいを入れるのにちょうど良いフォークです。最大の35Cでしたらそれなりの悪路も大丈夫です。


このフレーム実は泥除けの取り付けも考えられているんです。UCI登録のシールも張られているようなフレームなのにです。ブルべや長距離ツーリングなどにも泥除けが付けられるというのはうれしいですね。また、泥除けを付けるダボを使ってライトやテールランプを着けるのも有かもです。

このフレーム重量が1308gと少し重い事が残念な点ですが、お値段は242,000円税込みとお値段はこの内容にしては軽いです。

今回の入荷はクリプトンでしたが、アルゴン18には発表されたばかりのSUMという最新のレースモデルなどフレーム売りが主体ですが個性的なモデルがラインナップされています。
オフィシャルサイトも覗いてみてください。国内在庫も少しはあります。物によってはすぐ入荷するものも有ります。