最近のロードバイク タイヤは太くなってきて28CまでOKとかいうフレームが増えてますし、ギヤも前50×34T後ろ11-28Tが普通で11-32Tが付いた完成車も有ります。ある意味日帰りツーリングでしたらなにも問題が無いというか、もう、これでいいんでしょうね。
でもね、ツーリングに適した自転車ってもっとあるんです。それって何が違うん?って思われるかもしれませんが、やっぱりフレームの設計思想からして違うんですよね。ツーリング車はロードバイクよりも低い速度域での安定性を重視、また直進性も重視してます。これはゆっくり走ってもフラフラしない。荷物をつけてもまっすぐ走る。って事になります。なにも考えなくても安定して走れるって実は楽に走るうえで重要なんです。またフレームの剛性も無理に高めていない。1日だと判らないでしょうけど2日3日となってくるとこれが良いんです。長いツーリングになるとグッって踏んでバッと出る様なフレームはしんどいんです。じゃあどんなフレームが良いんだって事になりますよね。
当店でお勧めするツーリング車っていう事になると、昔からのトラディショナルなランドナーとかスポルティーフっていう車種で言いますと ロイヤルノートン ウメザワはフルオーダーが可能です。お手頃にっていうと深谷さんがもう何十年も継続して作ってくださってるDAVOSですかね~。
で、今回紹介するのは、今風のツーリング車なんですけど。最近アメリカとかの方ではグラベルロードって車種が流行ってきているのですが店主の考える今風ツーリング車に良いんですね~。完成車でお手頃価格だとGTのGRADEやFELTのVRシリーズが10万円ぐらいからあります。これが案外良いんですよね。ちょっと人とは違う珍しいところでSOMAはいかがでしょうか?PescaderoやDoubleCrossDisc FogCutter ESなどなど選ぶのに迷ってしまいそうです。SOMAはフレームとフォークで10万円を切るくらいの価格です。部品構成にもよりますが20万円を切る様な構成も可能です。最後に紹介するのは店主一押しのNinerです。

写真のモデルはRLT9 アルミモデルで166.000円税抜き このカラーは2017シーズンで終了みたいです。運良く最後の1台かな?が入荷してまいりました。RLT9にはほかにレイノルズのスチールチューブを使ったRLT9Steel カーボンのRLT9RDOが有ります。輸入代理店さんのサイトはこちら

本当はRLT9Steelを紹介したいのですがちょっとお値段が高すぎるので、あえてこちらの素のRLTで。

この自転車カーボンフォークなんですが、なんとキャリアダボが付いています。カーボンフォークでサイドバッグが付けれるダボをも追っているモデルは私が知る限りこのNinerのみです。もし他にあるのを知っておられる方がいらっしゃいましたら教えてください。お願いします。

写真の黒いゴムカバーがダボです。上に2点下に1点あります。サイドキャリアは付きますし、ボトルケージも付きます。フォーク裏にもダボが有りますので泥除けの装着もばっちりです。断面は2等辺三角形で硬そうな感じなのですが適度なしなりが良い感じです。

リヤもブリッジには上下ともダボつきですしリヤエンド上にはガードやキャリア用のダボも付いています。

で、なんとこのフレーム電動対応です。

あなたならこのフレームどんな部品で組みますか?眺めているだけで色々なシュチュエーションが想像できて楽しいフレームです。

私だったらタイヤは2種類用意してとか、せっかくだから電動でとか妄想してしまいます。