ブリーザ―のインバージョン のフレームセット入荷しました。

スチールフレーム カーボンフォークで138,000円税抜き
見て頂ければわかる通り、スチールのグラベルロードです。カタログにはマウンテンバイク乗りの為のロードバイクと記されていますが、マウンテンバイカーだけに乗せておくのはもったいないフレームです。
パッと見普通のスチールフレームとおまわれるかもしれませんが、ヘッドチューブに繋がるトップチューブとダウンチューブはハイドロフォーミング加工されています。(ハイドロフォーミング アルミのフレームには良く採用されています。チューブの中にオイルを入れて高圧をかけてチューブを膨らませてチューブの外側にある金型の形に整形する加工方法です。アルミは柔らかいので多く採用されていますが、スチールというとブリジストンのネオコットぐらいでしょうか?)

ヘッドチューブとの接合部が四角くなっているのがわかると思います。ハイドロフォーミングする為には、熱処理されて硬いパイプは使用不可能なのでハイドロフォーミングしてフレーム体とした後に熱処理してあるそうです。(通常の熱処理パイプは溶接などをすると溶接の熱でせっかくの熱処理が無くなってしまいます。フレーム体になった後に熱処理をするという事はある意味理想的なフレームができるという事になります。)
で、このパイプがJFEさんの日本製という事だそうです。これだけこだわったつくりをしているのにこのお値段は安いと思ってしまうのはわたしだけでしょうか?というか自分用に欲しいと思っているフレームのうちの1本です。

フレームのスケルトンを見ると ホイールベース(前輪と後輪の軸間距離)が1mを超えていて、BB下がり(前輪と後輪の軸を結んだ線からボトムブラケットが下がっている距離 通常のロードで65~70mmぐらいが多い)が78mmと直進安定性と低重心化に重きを置いたフレームです。長距離を一定のペースで走るにはとても良いフレームスケルトンですね。

完成車にするとGRX600の11S仕様で30万円税抜きぐらいからっていうところでしょうか?
ツーリングをやりたい!って方の1台目にも。カーボンロードを持っている方の2台目にも! 自転車の楽しみ方の世界が広がりますよ。

ちなみに今ですと他のサイズも代理店さんに少量在庫が在ります。

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