代理店のフカヤさんがプロデュースするブランド ギザロのスチールロードフレームが入荷です。
先ずは驚きのお値段 フォーク付きで63.000円税抜きです。今乗っているアルミロードが硬くてしんどければ、ちょっと載せ替えてみようかな?って思えるくらいお手軽な価格です。
重さはMサイズフォーク込みで2.6kg よくあるアルミフレームにボトル1本分の水が増えたくらいですね。

で、フカヤさんがプロデュースするロードフレームは長らく305っていう型番で それこそ30年以上販売されてきましたが、今度のフレームの型番は306 305がクラッシックロードなら306はモダンロードになりました。特に大きな変更点はオーバーサイズのヘッドチューブとカーボンフォークです。
こう言ったらなんですが、最近のカーボンフレームの高剛性からしたら昔のノーマルチューブで組まれたロードはふにゃふにゃです。80年代に硬すぎて踏めないって言われたコロンバスのマックスっていうフレームチューブがあったんですが、先日乗ったらこんなにしなやかなの?って思ってしまったぐらいです。で、今の時代の硬すぎないしなやかさを求めていくとヘッドチューブのオーバーサイズ化というところに行きつくのではないかと思います。本当はトップとダウンチューブもオーバーサイズにしてほしかったなと思うのですが、小さいサイズだと硬めになりやすいのでちょうど良いのかもしれません。
とりあえずMサイズの在庫あります。見て、持ち上げてみてください。お値段から考えると良くできているなと思います。

で、ついでにこのフレームに部品を組み付ける前にする事前処理も見てください。
先ずはヘッドチューブのフェイスカット 要はヘッドチューブの上下面を並行が出る様に削ります。
施行前施工後です。塗装が無くなって鉄の地肌が見えてきています。

続いてBBのフェイスカット
 今度は専用工具も写っています。

これはボトル台座のねじに塗装がかかっているのでタップを立てています。

ヘッドの内径さらいやBBのタップはフレームの状況を見てからやるかやらないか決めるという感じです。
あと、写真は撮っていませんが変速機取付部の平行出しもやります。
スチールのフレームですとだいたいこんな感じで組みつけ前の作業が必要となります。
このギザロのフレームは加工が終わっていますので、そこも見て頂けましたらと思います。

フレームの硬さとか何が良いか?永遠の謎の様な気がします。でも何本も乗っていますと、あれ!これなんか良い!ってフレームがあることも事実です。で、店主の感じからの感想なのですが、ツーリングに使うにはきっと良いだろうな!って気がします。まー答えは買って乗った方が出すものなので、どういった答えが出るかも楽しみですが。
とりあえず1本いかがですか?
ちなみに、105完成車にするとプラス10万円ぐらいからです。ご予算を言って頂けましたら、ご予算内でなるべく良いものを組めるよう努力いたします。