いよいよゴールデンウィークですね! 年号も令和に代わって10連休という方も多いのでは。
5月は自転車で走るのに一番良い季節です。新緑もきれいだし、走ってて暑くも無いし気持ち良く楽しめます!

自転車を始めてみたいっていう方で、特にツーリングをしてみたいっていう方にお勧めの自転車が入荷しました。チネリとマジーです。どちらもイタリアブランドで、もともとはバリバリのレース用自転車を作っていたブランドなのですが、今は経営者も変わったこともあって今から紹介するような自転車も作っています。

先ずはチネリから SEMPER(センパー)です。

チネリのエクスペリエンスをディスク化したといっても良いであろうセンパーはコロンバス社のエアプレーン アルミチューブを使ったフレームに カーボンフォークを組み合わせたフレームです。エクスペリエンスのフレームジオメトリから太いタイヤなどが取り付けられるようにホイールベースを伸ばして安定性を増したジオメトリに変更されています。
個人的には、雨でも制動力の落ちないディスクブレーキ(コストの関係で油圧でなくワイヤー引きですが。)泥除けやキャリアも取り付けられるダボ 泥除け無しなら30Cまで使えるクリアランスと、様々なツーリングでのシュチュエーションに対応できます。

コンポもシマノ105mix ブレーキがTRPです。個人的にはあえて変速ワイヤーを内蔵していない点もうれしいです。ツーリング用途を考えると旅の途中でワイヤーが切れた時に普通の自転車屋さんでも修理できることは大きな利点です。
初めての1台としては間口の広い自転車でお勧めします。この日本限定のイタリアンホワイトのほかに、ブルーがきれいなブルーディスティニーも今でしたらお取り寄せできます。この写真を載せているセンパーは105完成車モデルで195.000円税抜きですが、100.000円税抜きでフレーム単体売りもあります。好みのコンポで組むのも有りですね。

2台目はマジーのスペシャルストラダです。

スチールパイプをTig溶接したモデルです。レースで使うには剛性が足りないでしょうが、長時間同じペースで踏むにはこういったスチールフレームの方が適度にしなってくれて疲れにくいんですよね。(まースチールのすべてがしなやかではないのですが。)カメラを持って写真を撮りながら走るとか、おいしいものを求めて走りに行くとか、自転車で走る以外の目的を持った走りに似合いそうなフレームです。
で、実はこの自転車2017モデルなんです。で、ついている部品がCampagnoloで最後になってしまったすべてシルバーのリヤメカ ベローチェなんです。グレード的には105相当の10速モデルですが、ブラケットを握った時の良さは某社と雲泥の差です。もちろんシフトタッチなどは某社さんの方が良いといわれることが多いですね。で、この自転車についているコンポで一番の問題はブレーキが純正のカンパでない事なんです。ブレーキは止まればよいっていうものではなくて、特にカンパさんのブレーキはスピードコントロールをしやすい点ではぴか一です。その美点を味わえない組み合わせは残念なところです。
という事で、この自転車については3つの提案をさせて頂ければと考えています。
1つ目 ブレーキ本体とチェーンをカンパのベローチェにして納車 で定価の169.000円税抜き 但し、代理店の在庫次第でブレーキが現行ケンタウルになる場合があります。
2つ目 コンポをすべてシマノ ティアグラ+RS100ホイールに組換え 129.000円税抜き
3つ目 フレームのみ 70.000円税抜き 部品を当店で購入して完成車にする場合、組付け工賃サービス

フレーム自体はコストを考えますと良く作られているなと思います。ちゃんと組んであげれば長く乗れるよう自転車になると思います。そのお手伝いをさせて頂ければと。