ここんところタイヤのサイドがばっさり切れるトラブルが続きましたので、その対処法です。

ここまで切れるのは珍しいのですが、こうなるとタイヤからチューブがこんにちはして一瞬でパンクします。原因は砕石をうまい具合に踏んでしまった事が原因で鋭い石切り口でタイヤを切ってしまうとこうなります。

こうなってしまうとパンクしていないチューブを入れても切り口からチューブが顔を出してすぐパンクです。対処法としては、チューブが顔を出さないようにするという事です。

処置方法 その1

一番手軽でお勧めです。パークツールのタイヤブートを貼る。タイヤブートは3枚入って590円税抜(お守りより絶対役に立ちますので、ツールケースにはこの1枚)

写真の右側が実際にタイヤが切れてパンクした物を帰ってきてサンプル切った物です。

タイヤブート自体に糊がついていますので剥離紙をはいで貼り付けるだけです。タイヤブート自体が厚みのある丈夫な物ですから、タイヤの裂け目からチューブが出てくるのを防いでくれるのはもちろんタイヤの補強にもなります。空気圧も裂け目のレベルに寄りますがかなりの高圧まで耐えてくれます。

処置方法 その2

タイヤブートの代わりに丈夫な材質の物で裂け目をカバーさせる。エネルギージェルの入れ物の内側が銀色の物を洗って四角く切って持っておく。2枚重ねして片面に両面テープを事前に張っておく。案外丈夫でそこそこ空気圧入れれます。私はまだやった事が無いのですが、1000円札が非常に丈夫なので何回か折った物も使えるとの事です。

処置方法 その3

ガムテープ(布のやつ。紙はダメです。)圧力には持ちませんが(走れる最低限ぐらいの空気圧は入れれます。)ガムテープを30cmぐらいに切って折りたたんでツールボックスに入れておくと、タイヤのバーストやねじが落ちた時に括り付けるなど色々使えます。

処置方法 その4

とにかく何もない時。シールを探す。自転車に貼ってあるシールなど何でもよいから剥がして避けたところに貼ってみる。運が良ければ走れるぐらいには空気を入れることができるかもしれません。

処置方法 その5

チューブも破裂 替えチューブも修理キットも無い時。チューブを出して草でも何でも詰め込んでとにかく走れるようにする。(やったことはありませんが。)

 

いろいろ書きましたが、頭の隅に入れておいてもらえれば、なんかあった時にどうにかできる可能性が高まります。タイヤブートとガムテープを持っていればタイヤ関係のトラブルはほとんどどうにかなる可能性が高いです。(タイヤレバーと替えチューブ パッチセットは持っておられる前提です。)

大変なトラブルも上手くリカバリーできれば楽しい思い出になります。みんなが楽しく自転車に乗れますように。