初めてスポーツ自転車を買おうと思っている方に当店がお勧めする自転車をアップしていきたいと思います。

先ずは、スポーツ自転車に乗ってみたいけど、あんまり体力のある方ではないし、どうかなー?って思ってる方や女性にお勧めのモデルです。

用途としては 遠くに自転車で行ってみたい。楽な方が良いけど速さは求めない。それなりに乗れるようになったら泊りがけツーリングなんかもって方におすすめでしたいモデルです。それは2017からFELT(ふぇるとって読みます)が新展開しているVRシリーズ。その中でも、VR30 VR40です。

先ずはVR40から

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先ずは横からの写真ですが、上側のチューブ(トップチューブって言います)がかなり斜めになっています。これはハンドルの位置を高くすることができます。

自転車乗り始めのころは背筋とかが弱くって前傾姿勢がきついとしんどいのですが、これだとそんなにきつくなりません。またシートポスト(サドルの付いている棒です)が長く出せるのでかっこいいです。シートポストのしなりを利用できるので地面からの突き上げを柔らかくすることができます。

続いて部品構成

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先ずはギヤ比です。(足を1回転させたら何回後輪が回るかで表します。足1回転で後輪がたくさん回るとスピードは出ますが踏むのが重くなります。坂では後輪がたくさん回ら無いギヤ比=軽いギヤ比となります。)

(前に2枚のギヤが付いています、通常のロードバイクは50と34の歯が付いています。そして後ろのギヤ これは10枚付いています。ふつうのロードだと最近は11~28の歯が付いています。この場合のギヤの一番軽い組み合わせは前34と後ろ28です。34÷28=1.214ぐらい これは足1回転させると後輪が1.214回転しますよって事です。)

このFELTは前が46と30 後ろが11~34です。30÷34=0.882です。足を1回転させても後輪は1回転しません。個人的にはちょっとやりすぎなギヤ比と思いますが荷物を積んでの登りとかになると強い味方になります。

続いてブレーキ

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ディスクブレーキです。残念なことにコストの関係でワイヤー引きですが。(ワイヤーで引くのがオイル制動に変わると引きが軽くなって少ない力で良く効きます。)ディスクブレーキにすると500gぐらい重くなるのですが、悪条件になってもブレーキの効きがあまり変わらない点がすばらしいです。(リムを挟むタイプのブレーキは雨が降ると制動力がかなり低下します。)

あと写真には有りませんが、タイヤは28mm幅のタイヤが付いています。ちょっと太めで重いタイヤが付いていますが、軽快に走りたいのであれば25mmの幅のタイヤを、ダートとかに行きたいのであれば35mm幅とかのタイヤを履けます。何種類かタイヤとチューブを用意しておけば、スピード重視のファーストランからちょっとしたダートの林道ツーリングまでオールマイティにこなすことができます。

店主が思う個人的なこの自転車の悪い点

この自転車が悪いというのでは無く、オールマイティというのは何でもこなすけど1点に秀でたモデルには勝てないっていう事。

後ろのギヤ比は11-28ぐらいで良かったのでは?

車輪の止め方が工具のいるタイプ。コストの関係と思われる。クイックタイプに交換可能です。

あんまり悪い点はないです。

店主としては この自転車に乗って 片意地張らないツーリングを楽しんで頂きたいと思います。お値段は158.000円税抜きです。

次に、姉妹自転車のVR30も紹介します。

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上のVR40と比べて何が違うかというとブレーキが油圧になってます。後ろのギヤが11枚になっています。

お値段198.000円ですが、握力の弱い女性にはこちらがお勧めです。

 

その2は レースもやってみたい方にお勧めしたい軽量アルミロードです。もうすぐ入荷予定ですので、入ってきましたらアップ致します。